studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

アウラ記念日

今日は、スタジオアウラの記念すべき日である。
事務所開設してから初めての「地鎮祭」が行われた。
本当にひょんな事から設計させて貰うこととなり、本当に優しい御施主さんをはじめ、いろんな方のお陰でこの日を迎える事ができた。本当に感謝しています。
地鎮祭には、これまでに何回かは出席したことはあるが、設計事務所の代表として行事を行うのは初めてだった。神主さんに斎鎌の行い方を簡単に教えて頂いて何とか無事(?)に終了。さすがに施工会社は慣れたので(当たり前であるが)礼一つとっても勉強になった。
地鎮祭が終了しテントから出ると空は晴れているが、小雪がチラチラと舞っていた。
なんだか祝福されているような気がした。この日の事は一生忘れないだろう。
感謝!感謝!
(写真は地鎮祭終了後のテント、当たり前だが行事中の写真が撮れなかったのが残念!)
byロジオ

後ろから見ていてロジオがおろおろし、地鎮の儀の際、自沈するのではないかと思った。何しろウル覚えで「エイ、エイ、エイのあと山を切り崩せ」と変なことを教えていたからだ。
(ホントは刈るそぶりをして山にさしてある竹を抜くだけ)

まっそれもいいかも?と思っていたが鎌を手にしてから神様にも誰にもお辞儀せず一直線に砂山に向かってしまったのには困ってしまった・・・

それもこれも全てロジオ自らが持っているもの・・スーツはリクルート風で若さを感じさせ地鎮祭もきっと全て皆様に受け入れて頂いた様子だったので本当に安心した。

でも今度はきちんと気合いをいれてほすい・・とつくづく何しろ真剣な行事ですから・・・
前日にきちんとした酒屋で御神酒を用意しようと町を廻ったけどきちんとした酒屋は今は少ない。あるのはサリとか・・そんなところで奉献酒を買うのはいやだと言っている私が古くさいのだろうか?

いつでもこのお清めの後は何かが去ったように地が清らかなる場所へ変わっているのを感じる。
思い出すのがいつも最高に辛かった地鎮祭のこと・・木曽で1月の吹雪(みぞれいり)の日に御岳教の行者の方が行なった地鎮祭は参列している私たちにも正に遭難しそうな修行の場と化していた。

時間がとても長くその祝詞は2時間に及んだ。テントの中も水浸しで傘をさすのに横殴りで役に立たない、凍り付きそうな中で身動きできず・・終わったと思ってホッとするのも束の間次から次へと何かを唱え出すのだ・・

こんな中で一人二人と脱落し車へと散っていった。私はひたすら耐え寝ると死ぬぞ!!と本気で考えていた。