studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

夕べ病院の先生に呼ばれお話を聞きに行くと
「いざと言うとき、人工呼吸器はどうしましょうか?」と聞かれた。
今まで真剣に考えたことが無く、母は意味さえわかっていない。

母に事の次第を説明
「人工呼吸器を使って機械で肺に酸素を一度送ると誰もはずせなくなっちゃうんだよ。」
だいたいそういうことを伝えた。
私の中では、使わないでくださいと答えが決まっていたのでそう答えてからゆっくり母に話したら母も漸く納得した様子だった。

病院に行き車いすを押す事が増えてたくさんのことに気がついた。
誰でも気軽に行ける公園、それから公共施設・・そんなところが欲しい。
松本市では相沢病院救急指定病院なのだがそこには今週やっと車いす用の駐車場が確保され動きやすくなった。

高齢化するこれからの日本で機能は機能で研究をするにしても根本的なユニバーサルな社会として成熟していって欲しいと思う毎日である。

父の食器は介護用になったため少しユニバーサルデザインの食器だ。おつゆの取っ手がマグカップのような大きなもの。ご飯の容器は片側がなだらかなカーブ片側が鋭角なラインになっている。スプーンですくった時、その鋭角の方がすくい上げる際の助けになるように考えられている。実際どこまで使いやすいかというのはかなり難しいが少しでも役には立っているように見える。それに見ていると、器が倒れないことが一番重要だ。

それから介護保険の認定とは関係ないと思うけど実家に老人世帯を狙ったらしいニセ裁判・差し押さえの文書がきた。
  (今、父は要介護3なのだが、半年ごとに見直しされる。12月が見直しの時期で今度の判定ではもう少し上になると思う)
母があわてて対応したために電話番号を変更する羽目になったのだが、身近に迫ったいろいろと危機的な状況に・・とまどう毎日です。
オレオレ詐欺に悪用されかねないので・・消費者センターのご指導により実家の電話番号変えます。まったく〜もうっ)みなさんも気をつけてください。