建築家柳沢孝彦氏の個展と講演

松本市出身　建築家柳沢孝彦氏の個展に伴い講演会も開催されます。

先生と電話でいくつかやり取りをさせて頂いて、受付で最終日にお手伝い出来ることになったことがとても嬉しいです。
生活の中にいつも美と芸術があり、年齢を重ねてもその情熱は衰えることはなく講演会の内容に関しても私にさえ熱く語ってくれた。

メッセージに書かれたように
「電脳化社会の中でいつしか感動や心のときめきを失いつつある」
そうした人間の一人として、情報とどう繋がるべきか、自分はどうあるべきかを問われているように感じました。
そして自分にとって拠り所としていた自然との繋がりの部分をもう一度取り戻すことが出来るだろうか？
ほんの少しの会話から芸術に対する向上心を思い出させて下さった先生に感謝します。

作画展ー美の生態系ー
　4月27日午後から5月4日午前まで
松本市美術館の市民ギャラリーにて開催されます。

講演会　5月1日　14：00〜16：00　　　
場所：松本市美術館　講座室
演題　「美の世界遍歴」
　有名絵画より建築を読み解く

講演趣旨　柳沢先生より
現代の電脳化社会は押し寄せる情報の洪水の只中にあって、
いつしか感動や心のときめきを失いつつある。
今、改めて、自然の巧まざる美しさや人々の叡智が創り出した
古近の建築や街並みなどの美しさを見つめ直すことで、
参加者の五感を呼びおこして、心の琴線に触れるものとなればよい。
美は伝統の中だけでなく日常生活の中にも溢れているのです。

是非書籍化して欲しいと思っている建築と絵画の関係性についての講演会です。
講演会は無料で
予約は必要ありません。
また
今月のINAXレポートにも柳沢孝彦×古谷誠章対談「続々モダニズムの軌跡-3」が掲載されています。
INAXレポートWeb版