studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

建築祭

今年から松本市美術館・JIA長野県クラブの共同企画として松本市美術館で開催された建築祭が無事に終了しました。
メニューは「学生卒業設計コンクール・文化講演会・建築作品展」の3本立てから「暮らしの空間セミナー」と「建築見学バスツアー」などにより一般の方々が参加しやすい建築祭となっていました。

昨日は学生卒業設計コンクール。
    

今日は建築作品展の発表会と文化講演会が開催されました。建築作品展ではJIA長野県クラブ会員のパネル展とプレゼンテーションが行われ諸先輩方辛口のコメントも頂いたり・・(汗)と大変勉強になりました。
             
文化講演会では代表的な作品にニューヨーク近代美術館豊田市美術館などがあり文化施設設計に関しては日本の第一人者のひとり谷口建築設計研究所の高宮先生が「建築の場所性について」というテーマで講演されました。
内容は・「機能として」プランが似ているが、場所が変わる事によって形態が変わること→場所性をもたせる
・場所の概念→境界線を引く・コンテクストの「解読」とデザインの「刻印」などをキーワードとした興味深く解りやすい講演でした。
来年もこの時期に松本市美術館で開催される建築祭は家を建てる計画のある方にはとても勉強になりますのでお気軽にお出かけすることをお奨めしたいです。