カタクラ

鈴蘭幼稚園へ行く通り。
この辺りは明治23年に片倉の製紙工場が出来て、その後大正11年松本教会の宣教師館が教会とは離れたこの場所に建設された。
ここには工女が大勢居たのでそこで働く10歳くらいからの女性を救うためにこの場所に建設されたようだ。
その後昭和になり製糸工業も衰退し工場も解体されていった。この通りの右はその工場跡が整備されることもなく月決め駐車場として使われている。
この辺りには空き家も多く、衰退した場所のイメージがつきまとう。
この伸び過ぎた生け垣を少しづつでも手入れしていけば環境も変わるように思う。

今日ヘリガー邸の事で少し動きがあった。
少しずつでも進んでいけばいいと思う。
元あがたの森館長の田口さん（今は街かどギャラリーをやっている）にわたしはまだこの周辺の事を詳しく聞いていない事が気になっているので、近々訪れてみようと思った。