ずくが欲しいっ。
写真の中の風景
岡谷の現場、隣の敷地の小さな家庭菜園です。
ふたつの分譲地内のひとつなのですが年配の方が購入されました。
4月には石だらけだったこの敷地の石をこつこつ毎日拾い畑を耕し畝を創り種を撒きついに収穫。
メロンに小さなスイカ、とうもろこしにサヤエンドウキャベツに白菜と
20種類以上の作物がたわわに実っていました。
信州ではこうした人のことを「ずくがある人」と言います。
しかしそれさえを超えて小さな頃は山まで薪拾いにいき諏訪湖には水くみと魚釣りに・・
という生活をしていたという話を聞きその辛抱強さの源を実感させられました。
今、日本では就農人口が凄い勢いで激減しています。
周囲を見渡せば農家は皆70代です。
数年後日本の食べ物はどうなるのか?とても心配になります。
もうすぐ実家の稲刈り。
70代の母が作付けをやめたとき自分達もどうしていくのか決めてはいませんが
やはり
ぼっちらとやっていく「ずくが欲しい」です。
ずくというより根気か、本気か。