studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

東京その2


以前話題になった目黒のデザインホテル「クラスカ」へ。宿泊は満室で予約できなかったのでカフェへ行って見た。犬の美容室が併設されているので犬がカフェにいる様子を見たかったけれど残念ながら犬はいなかった(窓からみえる犬はトリーミングされている間ずっと直立不動でなんと上品なんだろうと一人で感心していた・・)
最初の事業体はあれだったので売却されたが現在も事業としては黒字なのだろう。

青山の隈研吾氏設計の根津美術館



「NEZUCAFE」は手漉き和紙で構成されていて浮遊感とアヤウサが心地よさを感じさせてくれる。
庭との繋がりがとても良くもっと長い時間滞在したかったけれど現場の時間が迫り急いで切り上げる。
東京では夜は本屋さんに入浸り数冊の本を手に入れる。
今和次郎」「SDの都市計画系の本」「曽根先生の論文が載っている本」を手に入れ勉強中です。
最初に読んだ槇文彦氏の書かれた「見えかくれする都市」は都市と住居との繋がり方、表層とかさなりと隙間。そして西洋と日本の都市の成り立ちの違いなどが考察されていて久しぶりに面白い本を読めた気がした。
都市計画を勉強するための方法を色々と考えたりしたけれどまずはリスクを侵さず本を乱読することにしました。

その後、諏訪まで帰り「Aspectus」の上棟式。2階まで昇ると湖がきらきら光っているのが見えました。それからちょっこっとしたお祝いもしました。