studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

東京にて

松本市の住宅「うちにわ そとにわ」が
第32回INAXデザインコンテストに入賞し昨日、代官山で行われた表彰式に出席させて頂きました。


私達は日本に暮らし、日本で創る限り決して3.11を忘れる事はできません。あの日から「普通に暮らし、ふつうにいきる」大切さ、そして人が人として営む暮らしについて考え続けています。

あの日から、そして昨日の場では建築を創る人間が「地球環境を考えずして動くことはない」そんな当たり前である大前提を目の前に突きつけられた様に思います。何より私達がより人らしくあるための暮らしを創る事でひとつひとつが明らかな道しるべとなるように、小さな事柄を大切にし、足を踏みしめていくことがより「人の生きる場」を創る道に繋がって行くと自覚しています。

そして、再びこんな素晴らしい機会に出逢えるよう進んで行きます。この様な機会を与えて頂いたことに深く感謝申し上げます。

そして昨日、東京で設計監理契約を頂きました。
私たちの創る家、そして施主さんとの雰囲気が良く、仲も良くて。
と気に入って頂きました。

何より施主さんがアウラを愛し自慢の家をご案内くださり、守り立ててくれたのに感心して頂きました。

東京に住まいを持つ方から選んで頂いた事に大きな縁を感じました。そして何より桜並木のある土地で風景を受け止める建物を創っていかなければと大きな責任を感じます。