古本屋で手に入れることが出来たauから1970年に出版されたルイスカーンの2冊組古い本の良いところは今では伝説的に語られるカーン存命中の生めかしさがそのまま書かれているところだ。
スケッチや模型など写真も多い美しい本でめくろうとすると朱色の四角い判子後が消されても消えないまま僅かな形跡を残していた。
どこかの研究室で眠っていた本かもしれない。
古い本を初めて触るとき大切にしていただろう前の持ち主の小さな痕跡を見出すことはとてもワクワクする瞬間でもある。
同じ様にルイスカーンに魅せられて、また同じ職業を持つ先人に思いを馳せながら私は本を感じるようにしている。