studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

湖に向かう家配金検査・縁を繋ぐ家定例打ち合わせ


10月1日から信頼と安心のもとに住宅を供給できるようにという目的で「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」が施行されました。
平成21年10月1日以降に新築住宅を引き渡す場合、保険加入又は供託のいずれかの対応が必要になりましたが大きなメーカーでも殆ど保険加入を選択しています。1年前からこの法改正に合わせ工務店さんもみな準備万全に動いていました。


こちらはいつも通りに岡谷市の湖に向かう家で朝から基礎の配筋検査及び設備配管の位置確認。鉄筋の種類、径、ピッチ、定着長さ、かぶり厚さなど重点的に検査しました。

二重チェックでJIOの検査官の検査も無事終了しました。余談ですが検査官は現場に到着し基礎をおおざっぱにまず見た際に「この現場は素晴らしい基礎」と太鼓判を押したそうです。中には見ただけで↓の基礎もあるそうですが最近一般にベタ基礎と呼称される基礎で一番に注意が必要な部分は耐圧版に地中梁が設計・施工されているか。という点です。

その後アンカーの本数チェックや基礎幅のチェックなどを行っていきました。



午後から、佐久市の縁を繋ぐ家の定例打ち合わせへ向かいました。木工事も終盤になり外部は左官塗りが行われていました。今日は外部のテクスチャーの確認・内部塗装の確認など仕上げに向かって入念に打ち合わせを行いました。



来週から施主工事の壁塗りに入れるとのことで工期通りに進み11月14日・15日には完成見学会が施主さんのご厚意により開催できそうです。
縁を繋ぐ家では壁塗りは2階の2部屋のみ・・辛いというより楽しい中で完了しそうな予感がしますが是非お手伝いしたいというひだまりのカフェ施主ご夫妻との共同作業がとても楽しみになってきました。