studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

使いながらつくる建築

バルコニーは事務所を新築した当初から計画していたので断熱材を貫通しないように木材のうけ木を入れておきました。
必要最低限の設備と広さと予算で建てた事務所なので当初からはバルコニーまで予算がまわせず、こうして3年目でようやくバルコニーが出来ることは成長していく建築そのものでかなり嬉しいものです。

数十万円の工事ですが何故必要なのか?どういう用途で使うのか?広さは?など数ヶ月間ふたりで話し合いました(実際には3年間ずっと考えていろいろと変化してきたバルコニーです)
用途としては1.猫のアウラが外に逃げ出すことが増えてご近所をお騒がせしていたので猫の場所。2.道路の前の敷地が売れて新しく住宅が建ち始め視界を避ける用途もあります(新しい方の為にも視線よけが必要だと感じました)
3.洗濯物をこの場所に干すことは無いと思いますが、小さな植物を育てる場所が必要だったこと。4.日射の調節のためになど多くの必要性を感じたので工事に着手しました。


お茶の時間。人の話に加わりたいアウラ専務↓


岡谷市の「湖に向かう家」の造成工事の確認に行きました。諏訪湖の西側に位置する斜面には高い水位が見られます。地盤調査の結果、水の処理をする事で地盤補強はしなくても地耐力が充分期待できる敷地でした。そのため現在水の処理をする水路の工事中です。