studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。


佐久に暖炉館と行ってきた。築30年の実家で使わなくなった小さなヨツールの薪ストーブを取り外し修繕し新しい住宅で使うためです。


現在、稼働中のメインの暖房もヨツールの暖炉でした。暖炉館は以前はかまどやさんだったのでこの「ビルトイン暖炉がヨツール製で耐火煉瓦は何処の会社で積んだもの」なのかを直ぐに解ったようです。

暖炉は薪を燃やすと耐火煉瓦を暖め、それが輻射熱となり家全体を暖めてくれる効率の良い暖房器具で今でも大いに活躍してくれているということです。暖まった空気が室内に廻るように通気口も工夫して作ってありました。
薪ストーブよりも薪の使用量は少なくすみますが今の時代なかなかここまで手間をかけて作れる人はいません。



暖炉館の二代目が父に促され真剣に見入っていました。いつかまた、かまどやさんの知識が役に立つ時がくるでしょう。