studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

3月14日に松本市の景観賞の表彰式と共に開催されます。今日はその準備の会議に出席してきました。
 松本市の美術館周辺の模型です。
↓にょきーんと大きいのっぽのものはマンションです。いかにスケールアウトしているかが 解ります。

マンションが建設された事で街に人が戻って以前の様な活気や繊細なコミュニティが生まれたでしょうか?
逆に人は増えたけれど人が歩いていない通りが目立ち、街の機能が失われつつあると感じます。高層でなくても土地の資産価値を失わずに街の中に住まうことは出来ます。


写真は建築士会ワークショップより

その手法を今まで考えずに突っ走って来たことで街は画一的になりコミュニティを失ってしまいました。


写真は建築士会ワークショップより

住まうことを考える時、人は景観や周辺との様々な繋がりを構築し守っていかなければ快適で健全には生きることは出来ないと解ります。
景観シンポジウムではその辺りをテーマに講演とディスカッションがあります。