studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

会議荒れる

studio-aula2007-08-31

 
スタジオアウラの看板がつくことになった時代遅れの外灯→
塩尻都市計画マスタープラン策定委員会で今日は塩尻市の初めての会合へ。長野県建築士会松筑支部塩尻ブロックの代表としてだ。

今日はこの手の会議にしては珍しく最初から少し荒れた。それはある人がいつも意図的にやるらしく、知っている人にとっては良いけど知らない人は「えらいことになったぁ」と思うんではないかしらと。
「まずめにやれ!寝てるんじゃない!」という大きな声でまくし立てるとある委員→使命感を持ったよく知ってる人だ。→でも誰も寝てなかったじ。

まあいいのではないかい・・小さな街には刺激が大事だしというわけだが
私は・・・・とまどっている老人クラブの代表のおじいちゃんの声を代弁して言った。
「論点がずれちゃうと困るよ〜ついていけなくて。あたしら・・」→ホントはもっともっときつい言い方だったと思う。

でも都市計画のベースを決めていく大切な会議。塩尻市の都市計画地域の線引きにはあれもこれも言いたいことばかり・・きっとみんなそうだと思う。
都市計画地域外のミニ開発の乱雑さや農地の荒れ方については特に実家の畑の周辺状況を目の当たりにしても考えさせられることばかり。でも一歩一歩良くなっていかないと。将来=10年後の塩尻市の姿を思い浮かべながら話し合う大切な会議だと身が引き締まった。

人って生きている間に何を残せるんだろう?きっと何も。子どもがいないと特に何もいらないと思うんだよね。少しでも地域が良くなっていけばいいな。そして暮らしやすい場所になればいいな。と考えながらこうした会議に時々顔を出しています。

それよりも農業委員会の方=実家の近くの顔見知りの人だし商工会の人=小さい頃の剣道の先生の内のひとりじゃん。という感じでおやおや〜というお話になった。

商工会の人は「事務所をあそこに建てたんですぅ」と言うと「あっ知ってる。設計事務所が出来るって聞いた」という返事。おそろしやローカルエリア。半端なことはできん。早速帰宅してからロジオくんとご挨拶に伺った。
そして、ちょっと寂れた商店街にありがちな外灯にスタジオアウラの看板をつけることにした。お金は掛かるし看板の役目も果たしそうもないけど地域の防犯灯の役目も持つこの外灯は今まで宙ぶらりんの状態で困っていたようだ。ちょっぴりここを毎日通るあの小学生達の役にはたつかなぁ。そういえば小学生に二度言われた〜SA-stepsにむかい「あれってイエ?オレ理解できねぇ」ふむふむ・・なかなか面白いよ君は。

でも益々この場所が好きになったヨ。

この小さいけど暖かい場所で毎日のお仕事を地道に一歩一歩していければ、出逢った人が笑顔でいればそれで幸せ!だ。