studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

神楽坂建築塾5・6

神楽坂建築塾に行って来ました。
久しぶりの東京でしたが、台風の影響で2日とも雨で建築塾オンリーとなってしまいました。
今回の建築塾の内容は、保坂陽一郎先生(建築家・武蔵野美術大学名誉教授)による「建築の境界」というテーマでした。
境界とは、いろんな意味があり単なる敷地境界ではなく、人と人の精神的なもの、パブリックとプライベート、建築の内と外、廊下と部屋・・・。
お話の中で重要なキーワードが沢山ありましたので少し紹介します。
・やわらかい境界
・防御しながら閉じすぎない
・1階はどの様に公に接するか
・距離感を調整していく
・塀の種類によって地域性が解る
・昔は「公」「私」と他に「共」という概念があった。
などなど他にも沢山の重要な言葉がありました。
建築の境界とは空間を構成する上で基本となり、重要なものだと再認識しました。
(写真は会場の前のアユミギャラリーと会場の様子)