老人医療費について
桔梗ヶ原病院に父は入院しているが、4月8日に家に帰ってくることになった。体は動かず、肺炎は治らず・・熱は乱高下している。ここのところ熱は毎週中盤になると38度を超えているが退院の日だけは決定!なのだそうだ。
この病院には医師が少なく、大きな期待をしてはいけないと感じた。いろいろな辛い思いもしたが置いてくれるだけでもありがたかった。
治る見込みのない老人患者の医療費は3ヵ月が目処に支給されなくなるらしく病院も必死である。何も言えない。
それでもといろいろとお願いしてみてもどんな状態だろうとも決まりは決まりなのだ。ただ今回も人間の嫌な部分とか医療は経済活動のひとつでもあるのだということをたくさん思い知らされた。
多分家に帰ってきたとしても直ぐに救急車で運んでもらうことになる。でもそうなると再び医療費の対象者になれる・・・
桔梗ヶ原病院 庭には大きな石が置かれていて水が滝のように流れている。。あのう・・このご立派な庭ですが誰のためにつくったのでせうか?この病院入っているのは老人ばかりです。
森林のヒーリング効果や癒しのランドスケープなど最近、作庭にある期待を寄せている人々も多いけどその効果については懐疑的だ。人間がどんな状態の時に何に癒されるのかそして回復するのかなど症例や事例の数が少ないようだから、これはこれから研究されていくべき分野だと思う。
一方で面談室がない為に先生とお話しする場所はいつもナースステーションだ。呼び出しがぴーぴー鳴っていてお話が聞こえない。これも矛盾のひとつだ。
自分が老人になったときの医療制度の状態がひどく心配。先に入院した相沢病院は今から考えると好感度NO1は納得しています。
追記:その後最悪のパターンに・・・
母が心配でパニックになり市役所に相談→市役所から病院にTEL→担当医激怒(もう見たくないと言われる)→強い抗生剤投与→解熱→退院決定→主治医ナシ つづく・・・・・わたしがもっとしっかりしなくてはいけないのです!
この退院の一ヶ月後、父は肺炎が悪化し亡くなりましたが、在宅で最後は看とれて良かったと母と話す毎日です。遠い施設を桔梗ヶ原病院では推薦してくれましたが行かなくて良かったと思っています。
桔梗ヶ原病院の空間の冷たさ、そして閉塞感はどこから来ているのか・・と今は考えています。やはり先生の質というのか情熱みたいなものが全く無かったことが悔しかったです。
そして最後は相沢病院はやはり頼りになる地域の病院で本当に尽くして頂きました。