studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

動き出すとき

昨年の移動距離を考えてみるとスゴイことになっている。九州に3度行き、京都には3泊4日平均で9回、それから飛騨高山そして東京は4回。栃木県その他・・もろもろ。そして後半になり石川県。

そこで感じたことや思ったこと経験したことそして出会った出来事はすべて何かしら自分のエネルギーになった。そして今年は今からいろいろがこの場所から動き出していく。そう私たちの腕の中から・・

茅野の「光の舞う家」の基本設計が終了し実施設計に入っている。

小松の「時をつつむ家」は予算調整も目処がついてきて着工もいよいよ近づいてきた。

一軒一軒がすごく大切なので常に全力を注ぎやっている。
それにつけ進行状況も着工する時期も違うので段取りがつけやすいことがとても助かっている。

そしてこれから基本設計が本格的に始まる佐久の「ひだまりのカフェ」では打ち合わせ日が平日。これも全て旨くかみ合っている。

春が来てやっと車輪が回り出した感じがする。重い重い大きな歯車がお施主さん・・周りの方の助けがあってようやく動きだしていく音がするみたいだ・・これからも油を注ぎ手入れを怠らずやっていきたい。

これは少し色をいれてみた模型・・少し遊びがあってもいいじゃん。と思ったのに、どうも好き嫌いがあるみたいだ。ロジオ氏は「う〜ん。角がでない」と嘆いている・・「スチレンボード(紙のついたもの)でなくスチレンペーパー(紙のついていないもの)を建築物に使うのは納得がいかない」という。

確かにそう・・卒業制作展でみた建築物の模型も何処で見る模型もそれはそれは恐ろしいくらい角がシャリーンとしてるのでアル意味、芸術的で・・

でも雰囲気が解ればちょっと丸くなってもいいんじゃない?と私は思う。

という感じで二人の性格が違うことを痛感する毎日である。彼は私の友人に「A型とO型って気が合うんだよね・・」と聞かれたときに思いっきり首を横にふっていたことを付け加えておく。フ〜ン?