studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

市民交流センターワークショップ

studio-aula2006-11-14

塩尻市のワークショップに市民として参加してきました。
プロポーザルで選ばれたプランは一階が図書館でいろいろな機能をもたせたハコが点在しそこをブリッジで繋いでいく・・多くの空間を吹き抜けが占領するものだ。

これが美術館だったら面白いだろう。

今日は市長も来ていて飛び出してくる意見に真剣に聞き入っていた。

これから本格的なワークショップが始まり基本設計が固まっていくなかで多くの意見を集約していく事はワークショップ世代のデザイナー達には必要な行程のひとつなのは間違いないのだが・・・本当に長い長い道のりである。
これから完成までの3年程は市民として参加しながら出てきた多くの意見に対する解決策を自分の中で自分なりに解き明かしていきたいと思う。

一緒に参加したのはNPOや婦人団体の長ばかりだったが早く塩尻に帰って来て一緒に塩尻を良くするためにやっていきましょうと肩を強くたたかれたのだった。
となりに座った70代の町会長代表の脱線話を煙に巻きつつ自分の勝手な意見を言っていたのだが・・
ワークショップには時に話しをモトに戻していきながら要点をまとめる手伝いをする人が必要なので私が今回はそれをしたと言うわけです。
いろいろと本当は運営の仕方があるんですが本当の事を言えばこのワークショップの運営方法も知りたくてランドスケープを学んでいます。実際は以前は集団の中で流れを読みとり集団をひとつの方向性にもっていくのが苦手だったのですが自分も少しだけ対応できるようになってきたことがわかりました。今後もそういったことも含めて参加していきたいと考えています

持つべきモノは話しのしつこい母親である。人の話のとりまとめをしていくテクニックを知らない内に覚えていた。
※写真は創造通信に載っていたもので一等の作品です。