お琴
お隣のおばあちゃん(推定88歳)が今月末、「お琴の発表会があるので来てちょうだいね」ということでチケットとチラシを配りに近所を歩いている。
お琴の流派の中では有名な先生が作曲した曲を新しく覚えなくちゃならないからと繰り返し繰り返し同じフレーズを追っていく根気は素晴らしくもう半年近くなるんじゃあないだろうか?
この古い民家で毎日毎日練習している琴の音を聞きながら仕事をするのもおつなものだと嬉しいのにおばあちゃんはとっても恐縮している様子で時々娘さんにも諭されている・・
だから、私たちはお風呂に入るときも食事をする時も玄関を掃くときもいいBGMがあって楽しんでいることを今度おばあちゃんが「お出かけするのでよろしく〜」と言いに来たとき伝えなければならない。
残念ながら発表会と内覧会が重なってしまい、行けそうにないんだけど、幾つになっても新しいこと挑戦して自分でチケット配りやチラシ配布をしている姿は私の目標の女性の姿なのだ。