studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

自分探しは卒業しないこと?

東京に行ってフィレンツェ時代の友人達5人で食事をした。
彼女がいる事務所が東銀座の歌舞伎座の極近にあるのでその周辺を何件か歩いたら築地が近いこともあってお寿司屋さんが多く見られた。ただ昔のようにいかにも寿司屋でぇい。というとこは無くって金曜日でどこも一杯だったので正直寿司っていうコイ名前のお店に入った。

そこでいろいろな友人達の話がでたんだけど例えば47歳の物理学者イタリアからフランスそして今はロシアの大学に通いつつ細い親のスネをかじり続けている奴の話とかワタシのドイツの友人40歳のニュー彼・物理学者の話とか・・

イタリア人で政府のお金で日本に物理学者で招かれて来ていたヤツの話をしていく内に
アレレ?なんでヨーロッパには物理学者が多いの?っていうことになって
そうだなあ。って妙に不思議になってしまった5人の面々だったんだけど、これはきっと通訳の違いだろうってことで落ち着いた・・
そういえばヨーロッパの大学ってタダなので入るときは誰でも言葉がある程度出来れば入れちゃう。
でも卒業するのは難しくてずーーーーと居る奴らもいる。30歳過ぎなんて当たり前のように。

そういう人たちはマスターでもなくドクターでもなく・・結局ただの学者。つまり学ぶモノなわけなのねっていうことで落ち着き私たち日本人が思いこんでいる偉い学者とは種類が違うのだということが判明?しかなりすっきりした夜となった。

しかも物理って妙につっこみ入れにくいから頭いいんだろうーなあなんて勝手に想像を巡らせちゃったりするもんだからいろんなとこに登場して来て割と安直な奴らだってことが今回みたいにばれちゃうわけなんですけど・・(決めつけている)

世界には大勢のいい年して自分探ししている人々がいる・・そのキーワードは決して卒業しないこと!なのだ。卒業してしまうと区切りを迎えてしまうわけだから何か自分と向き合うことになっちゃう・・それなら卒業せずにずっと自分探し・・てなことにワタシはならないように今年きっちりとやっていきたいモノだとしげしげと思ったのでした。