良い出逢い

ヴォーリス設計で松本市内に唯一残るヘニガー邸で近代建築写真展とは言っていたもののまだ問題は解決していないので今日そこを管理する不動産やさんと購入希望者のKさんが事務所に立ち寄ってくれた。
Kさんは東京で音楽関係のプロダクションをされているという話で音楽を利益追求のためではない何かに役立てたいと本気で考えていた。
東京ではも〜うんざりするくらい嫌な人たちとつき合ってきたのでこれからはいい人達とお付き合いしたいと言って・・
それで私たちのところへ？来て下さるとはまったくもって光栄です。ペコリ

実は今日は松本市里山辺に蚕家付き古民家を購入したのでその契約だったらしい。
なあんとそこにはおまけにどでかい山が２個と畑が付いてきたんだって・・いったいどんなことなんだか・・
話を聞くとこの不動産やさんもやり手、いい人、なので売り主のお祖父さんもなんだかよ〜ぅわかんなくなっちゃった状態の山も付けることにしたらしいのだ。
なんでも80歳過ぎているので後一回だけどこからどこまでが持ち分の山なのか案内してやるけどワシが死んだらあとシランじだそうだ。登記はするものの山ってそんな感じなのね。

２回も案内してもらったのに不動産やさんもKさんも広すぎてどっからどこまでなのかまたまた訳がわかんなくて困ってしまったと言うので私たちもそれの生き証人になるように頼まれた。ふょあ。そんなことってあるのね。
でも私はかなりの方向音痴だしあと２人ほど生き証人にふさわしいココロ辺りをあたらなきゃなんない。

スゴイそれっ。丁度里山で薪をNPOで調達・・みたいなこと考えていた矢先に・・
それでKさんはNPO法人を立ち上げようと考えていて後は書類を出すばかりなのだそう・・

Kさんにヘニガー邸は購入してもらえれば本当にうれしいのでそうなるように協力したいと思うけど足りない金額を集めるためにいったい何が出来るんだろう？
これから先こういう今まで逢ったこともない世界を歩いて来た人達と協力して何かが実現して行けたらいいなあと嬉しくなった一日でした。