studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

看板建築

studio-aula2006-02-21

いつも歩いて散歩する松本城近くにある建物だけどMってあって私たちの事務所にぴったりかも?なんて思ったりしてみる・・・

最近、様々な形で仕事をしていると、この業界のだめだめさ加減を味わうことが多い。
何と言ってもうっすらと垣間見れるバックマージンの存在。
この小さい街のなかでさまざな利害関係があったりするんだろうとうんざりしてしまう。

私たちの作品を見て依頼してくださった方、人からの紹介、
それから・・・
結局最初から理解し合った間柄でないといくら言葉で説明し良心で接したとしても相手にとっての良心と自分達にとっての良心とはそもそも基準が違うのだ。とおもいしらされてしまった。

住む人の為にと言いながら平気でウソを付く人。それから結局正しいことを言うと途中からはずされてしまう私たち。
理不尽さや許せないことも全部味わってもひたすら自分達の職能を全うしていくことを改めて誓うしかないのだと感じる。
右も左も解らない状態で縁があってそれを大切にしようなどと考えて何もかもやることは甘い考えなのだろうか?
接してみて初めて気が付いた危ないこと・・それから危ない人たち。
これは全てが学ぶ必要があることなのだと・・言い聞かせてみる。


やはり一般消費者の方にもっと意識を高めて欲しい。最終的にはそこから業界が正しく活性化されていき、本当の情報を得る事に繋がっていくのではないんだろうか?
ややこしい世界。そしてややこしい気の使いあいのなかで仕事をしていくことで苦労することが多いのは覚悟していた。

そしてこれから新米のちいさな事務所は志だけは高く夢を見ながら毎日の仕事を行なっていこうと覚悟を新たにしたのだ。
さ〜あ。忘れよう。