面で構成されている
面と面で構成された空間は挑戦する空間だ!と言うとどうやら皆荒川修作を思い浮かべるらしい事を最近知った。
でもそれとは少し違う。
槙文彦さんを間近で見かけて以来、どうしたら槙さんの様に悟りを開いた僧侶のようなオーラが出せるのか考えてみた。憧れだ。
しかし、当然のように生まれついたものが違うと気がついた。
槙さんのように成るには又何度も人生をやり直さなければ無理なのだとふと気が付いたのだ。挑戦者はやはり何時までたってもひたすらやんちゃである。
挑戦する壁を創ろうと思うなら槙さんみたいに悟ることは目標にしてはならないのだ。
K−1ファイターのような炎を持ち続ければそれでいいのだ。
神を感じる空間を作ろうとした青年に「負けた」と思った。出来るだけ少ない線で重みを表現しようとした事に精神性の高さを感じた。
座禅修行したのにまだこのような私とは持って生まれたモノが既に違うのだ。
だから自分の中に有るモノを大切に磨いていけばそれでいいのだ。
写真はプラダ・青山 ヘルツオークアンドドムーロン
これって道際がかなり不思議な空間が出来て居るんだけど斜めに滑り込んでしまうような・・踏ん張っても持ちこたえられないような・・ユニバーサルデザインはサルだ!とでも言いたい様な挑戦を感じた。誰にも出せないうねりと建物との隙間をいつか・・・構成してみたい。