これが雑貨店
今思えばこの姿が貴重だったみすずや雑貨店。
雑貨店をしていたおじいちゃんが亡くなって5年ほど開かずの間状態だったのである。
しかも近所の人から「あれな〜いかい?」と言われ「ないんだよ。ごめんね」と言うのが悔しかったそうで次から次へと仕入れては棚に上げておきそのままだったので新品の状態のモノも多く見られた。
その状態で日々に追われてそういう年代の方は何も捨てきれないことも手伝い、大正時代から色々なモノが山積みのままにされていた。
掘り出していたときにもっと記録を取っておけば良かったと後悔しているが後の祭り。
行くたびにお礼に期限切れのコーヒーを頂いた。タンスの隅で見つけた穴の空いた大きくて見たこともないような50円玉もあげるよと言われ頂いたが京都でタクシーに乗ったとき運転手さんが偶然旧姓と同じ名前だったので縁起物としてアゲテシマッタ。
コーヒーは飲んでも特に何事もなかった。