studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

杉板を貼ってみる

studio-aula2006-01-06

もらった杉の板9ミリを玄関に貼った。それだけで良い香りがしてくる。
古い家は何とか現代風にしょうと大家さんが思っていたようでプリント合板の腰壁風のものがこの下には貼ってあった。
見切り縁もMDFの建材で貼り付けてあったので納得がいかない。

床材も良い具合に黒ずんでいた様なのにこのナラの合板フローリングに張り替えられていたのでここを何とかスルのがこれから一番の難問なのだ。
薄い無垢の杉材を上に張り込むしかないかもね。

それにしても再び寒くなってきたこともあり

今話題の無暖房住宅について、今夜友人と議論をした。
ここ松本の気候で本当に可能なのかは多いに疑問だけど、昨年引き渡しをして今年初めて冬を過ごした住宅の施主さんが1台のFFで家中が暖かい(壁サーモウール)ということだ。

気密にするか否かは木造の場合、様々な条件や使う断熱材によって選択スル必要が出てくると思うんだけど気密一辺倒っていうのもどうも乾燥しすぎてしまったり、敏感な人だと圧迫感まで感じるというので出来たら木の良さを生かした素材で住宅を創っていきたいと思っている。