＊[book]妹島和世＋西沢立衛読本2005

妹島和世＋西沢立衛読本2005とSAANA金沢21世紀美術館と2冊購入。
昨年11月にこの場所を訪れた時に空間の意外性に感動した。素材もガラスが多く無機質な空間で色もほとんど無かったが、そこに存在している人がすべて宇宙人に見えた。
金沢に住んでいた時にこの場所から確か土器が出て発掘調査が行われていた。
妹島さんがコンペで勝った後妹島和世さんの講演会もあったけどその時は行く暇がなかったっけ。
いつも好きだと思うことは彼女は何にも縛られないことだ。建築をもう出来てしまったもののように決めごとをつくったりしていない。
それは金沢21世紀美術館に集約されていて通路を通ると突然意外な人だかりがあったり、それを過ぎると静寂があったりとにかく意外性に溢れていた。
最近思うのだが、中と外から空間に求心しそれををつなぎ合わせていけばそこに存在する建築がより有意義になるのではないかということ。
これをもっと突きつめていきたい。