studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

補助金を考える

ご近所のリノベーション(間取りを含めた大幅改修)見積もり依頼中ですがエコポイント申請が7月までになり急遽7月着工する事にしました。

塩尻市耐震診断をされた住宅で耐震補強の補助金も。と考えていましたが状況が変わり今年の予定は既に一杯で来年も政府からの補助金もどうなるか解らないとのことでエコポイントのみの利用となります。

世間には様々な補助金がありますが、補助金はあれば良し。無くてもあたり前のものです。
実際の所、頂いた補助金の意図を理解し有効に利用することが大切です。
例えば長野県産材利用の為の補助金は「長野県産材の普及促進のためにある」

主目的によれば何故国産材を使うのか?そして何故長野県産材なのか?そしてそこに至るまでの道筋を世の中に理解してもらうために利用して行くべきだと考えています。

今回のエコポイントも終わりにあたり、大枠での意図は一連の「原発問題」で明らかになったようにエネルギーのあり方について日本人の考え方が一蹴された今、エコポイントの役割も終わったと考えて良いのかもしれません。

補助金は税金から払われています。結局は自分の懐からなんですね。