studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

現場の日


7日続けて岡谷市の現場。
悔しいことも楽しいことも色々とあるのが現場だと思いながら今日は色々が噛み合わず仕上げの件で夫婦げんかをして職人さんが青ざめてしまいました。
いつもの事ですけど。

終盤にかかって来ると、真剣のあまり現場はピリピリして来ます。
以心伝心の仲なら良いんですがここに来て第3者が入り非常に手間が・・また仕上げの面も疑心暗鬼になり、そうした中で今日は採寸にメーカーが来てくれてほっとしました。
やっとなんとかなりそう。





「蓼科の家」
鉄細工ゆめ舎向井さんが岡谷の現場から一緒に来てくれた。
趣味は渓流釣り・・馴染みの職人さんとは話も早く快適なのだ。

時々
少しの噛み合わなさで様々な流れが滞ったり今まで苦労して積み上げてきたものが覆されてしまったり、モノゴトの関係性とは実に微妙なものです。最近は出来るだけ話の通じる人たちと積み上げて仕事がしていきたいと考えていて、馴れ合いは嫌だけど空間を理解しようと考えてくれる度量のある人の集まりで現場を創っていく事が一番であると思います。

短い間に充分に伝えられないもどかしさを感じますが一歩一歩前進あるのみです。

それからぴりぴりして来てもシャレでかわしてくれる人もやっぱり必要なんだなぁと思ったりする秋です。