studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

空を歩く

 
内部造作に入っているので今日も岡谷市の「シシ・マイちゃんの家」の現場打ち合わせに行くと外部左官の下塗りが始まっていました。外部はガルバと左官。敷地形状に併せ箱が二つ前後した形態。南には鉄骨柱で浮かせた屋根庇を一間(1.820ミリ)出しています。

庇に守られた中と外のテラスが特徴で又キャノピーから直線で通した先に地窓があり庭を創る予定で外観上は位相していますが内部は横と縦に直線状に繋がっていて二世帯住宅でもシンプル、すっきりした建物です。

中二階がありおまけに位相しているので構造は少し複雑ですが機能性も良く長野県産材の「信州環の住まい」に認定されました。


2階の廊下から見える風景です。急に気温が下がり秋空はどこまでも青く雲は白く抜けていく感じがして何度も空に向けてシャッターをきる人が多い信州の秋です。
空が綺麗じゃないか。
足は空を歩いているところ?です・・・


伊那市役所から諏訪地方事務所に行く峠道の景色。
蓼科の家がやっと「信州環の住まい」認定されそう。
制度には色々矛盾点もありますが乗り越えないと始まりません。