らしさ;の呪縛
その時期に必要な言葉というのはみなさり気なく
聞かされるものなのだ。
しかも何回か違う状況で続いたりする。
信州らしさという呪縛
街道らしさという呪縛
自分達らしさという呪縛
そんな問いかけを抱いたりした。ここ数年。
何が正しくて何が間違っているなど常に考えるのは当たり前だけど
信州でべっとり住まいし時に田畑を耕し、
自然に感嘆し景観を憂うというごく普通の何処を切っても信州人の自分達なのである。
自問自答が続く
おそらく永遠に。
らしさの呪縛。
あまりとらわれたくはない。
自然に生きている姿勢から醸し出すものであれば良い。
らしさ
らしさ
で・・・
で時々銀髪のかつらを被ってみたくなります。
何処を切っても日本人。
周りを気にする日本人。
海外で生活した時
その呪縛から解き放たれて自分自身になれた気がした。
日本や故郷を客観的に眺めるきっかけとなった。
もう一度その「らしさ」という呪縛から
開放されて自分達がどこへ向かうのか
来春竣工まで精一杯突っ走りそれから少し休憩し
確かめたいと思います。