studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

今日は松本市出身建築家の柳沢孝彦さんが景観審議会に議長として出席するため東京より来られ訳あって新幹線で帰りたいとのご希望で車で二人して長野駅までお送りしました。
景観審議会を市民として公聴しましたが議長によって会の有益性が大きく変わることを目の辺りにし、併せて様々なタイミングでの発言など本当に勉強になりました。

ものごとを進めていく為には計画的にそして相手の立場を理解しつつ大きな視点から発言することが大切であると理解できました。今まで私も様々な委員会など出席し将来再び女性である故に出席する機会もあるかもと思うのですが自分の役目を自覚して会に貢献していくことを学ぶことが出来ました。
 松本市の市役所の方々のその熱意や市民の意見を受け止める姿勢にはいつも関心してしまいます。

塩尻市松本市の違いは人材の厚さと受け止める側の度量が大きいと改めて感じます。塩尻市にはまちづくりに対する人々の蓄積がなく、がむしゃらにそしてルールに引っ張られていると感じ希望を見いだすことが出来ませんでした。でもきっとこれからは違ってくると期待しています。

先生はお疲れでしょうに長野の善光寺前で夕飯やデザートまでご馳走してくださり楽しいお話を沢山お聞きしましたよ。夢があり今描いている現代アートの絵の個展を松本で開きたいというので美術館まで行って会場の照明や天井高を確認したり・・・床の絨毯の色が気になる様子でそれも見ていて楽しかったです。


いつか回顧展を開きたいという事や建築士会の会報で連載されていた「建築と絵画」に関する本のことなど沢山の夢をお持ちです。なんと5歳の時からの絵を全部保管してあるそうです。

父の年代になっても夢をもつ人に自分もなりたい・・・是非協力したいと思いました。
様々な情報にも目を光らせ人に優しくそしてものを真剣に創っていく人とお話できて今日は本当に良い日だったなぁ〜と良いエネルギーをもらった一日でした。

倉敷の美観地区。


上のような美しい街に対しての倉敷駅。デッキの下には人がまったく歩いて居ませんでした。


高松駅の広場は自由にのびのびとしていました。



これは広島の施主さんが住むニュータウンです。全てが計算され備えられていました。