studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

庭園美術館

連休を利用して来年着工の「蓼科の家」の施主さんが住む広島へ打ち合わせに行きました。
蓼科の家は初めは「ちいさないえ」の計画でしたが二世帯住居になり基本設計中です。

当初は車で行こうと計画していたのですが、どうやら無茶だと解り電車で移動しました。
広島駅から倉敷そして高松と移動して様々な時代の駅を体感できたので良かったです。
今、松本駅前広場に関して建築士会の活動に関わっているので駅の機能とか人の流れを目の当たりにすると
いろいろな事情について実感が沸いてきました。
美観地区のある倉敷はそれはそれは美しい街ですが駅前広場には大きなデッキがあり街が分断され殺伐としていました。でも倉敷で入ったお店がとても良かった〜ママさんと息子さんでやっているカウンターだけの小さなお店。カウンターには肉じゃがとか鰯の煮付けなど大皿に盛られている懐かしいお店。
松本にもこんなお店あったんだけど・・今は見あたらない。かっこ良いだけのお店ってなんだかつまらないっていうお年頃になったんでしょうか。あまり二人とも沢山は飲めませんがチビチビやって周りの人と語り合ってママさんとも和気あいあい。
ママさんが小雪っていう夢のようなお店が近くにあったら・・・(嬉しい)という人が多いと聞く今日この頃です(笑)


最終目的はイサムノグチ庭園美術館。↑この石はイサムノグチの作品ではありません。奥に積まれた石垣でアトリエは覆われています(残念ですが写真撮影禁止なんです)

そこはエネルギーの場でした。もう言葉もありません。
イサムノグチの生きていた当時そのままにアトリエも住居も庭も保存されています。

小さな駅に降りるとボランティアの人が教えてくれた美術館近くの唯一のうどん屋さんが結構繁盛していて
本場の讃岐うどんが美味しかったです。半セルフで学食のようなシステムのお店ですが石の職人さん達が多く利用して活気のあるお店でした。