studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

 上棟しました。


天候不順で日曜日まで仕事をしていた佐久市でなんとか無事に曇りの合間に上棟が出来ました。どんな事にしても初めての出来事には心を動かされるものですが、上棟式は若い施主さんにとってはもちろん始めての体験ということもありいろいろな事が気疲れもあったことも含め一生に一度の思い出の日となりました。
今日の上棟式ではスタジオアウラも初めての経験をしました。
施工は新津組。その新津組の上棟式が古い形式を重んじたものでした。普段との違いというのはまずは祭壇から始まり、新津組の法被衆、最後には鶴亀から上棟式の唄(長持唄の様に合いの手まであります)式の内容は修祓、降神の儀、献饌、祝詞奏上、奉奠、撤饌、昇神の儀が上棟の儀、槌打ちの儀(棟木を棟に打ち固める)、散餅・散銭の儀(餅や銭をまいて災いを祓う)と言った本格的なものだったと言うことです。

最近では、殆どの上棟式は簡素化し棟梁が祝詞、それからお供えとお清めをする程度ですが、こうした式も昭和初期頃までは当たり前の様に行われていた儀式のはずなのでなんだか懐かしい気持ちがしました(小さい頃聞いた記憶のある長持唄の様な上棟式の唄のお陰もありますが)


↑固い言葉で言えばこれは散餅・散銭の儀、それにしても人が集いお祝いをした時の興奮度というのはお祭りやお祝いしか娯楽がない昔も沢山の娯楽がある現代も変わらない様子で凄い盛り上がりでした。


「縁を繋ぐ家」はピロティから玄関そして縁側、キッチンまで土間が繋がる平面プランに既存の住宅の照明やストーブなども活用し繋がっていく住宅です。それともうひとつ、一昨年建築した住宅を見て気に入ってくれたという縁で設計監理をすることになったということもあり「縁を繋ぐ家」としました。
何にしても、それぞれの住まいも好みもまるで違いますが、設計して実際に住んでいる家や家族の様子を見て繋がった縁というのは設計する者にとって一番嬉しいことのひとつですから、またシンプルに前に進んで行こうという気持ちがわき上がってきました。

座禅断食あと
昨日体重計に乗ったらなんと3キロ減っていた。
ここ数年で実は10キロ近く体重が増加しこれも経年劣化?の賜で仕方がないかと思っていたけど体が重くなんとかならないかとずっと思っていた。

体重計に乗る都度上昇していく目盛りが初めて下降。
すごい。
胃の中で確実に消化する量で食事するって大切だと感じた次第。
一番感じるのがお腹周り・・3段になっていたのがすっきり平らになった。
おお〜!!っていう感じです→他の人からは解らないと思います。