studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

解体していく過程と現代の住みつぐかたち


既存の建物がある時、必ず思い出との決別もあります。
柳 宗理さんと同年代の思い出ばなしを聞いていました。昭和の初め頃に火事にあい近所の方の助けの中で再建されたという倉庫に使われていた二間半と二間の長さの赤松の梁と御影石の束石数個と庇を支えていた鋳物の受け金具を新しい住宅に使います。



現場に行く前、午前中は
松本市美術館で5.16〜6.28まで開催されている柳 宗理展に行ってきた。
手から生まれた、くらしのかたち