studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

地盤調査

土地の履歴は田から畑。それから住宅地へと造成工事をする「湖にむかう家」の地盤調査を行いました。場所は諏訪湖からの丘陵地。敷地内にはわずかですが伏流水も流れています。

最初は高島城周辺の分譲地を検討していましたが地域の状況から地盤改良費が膨らむ事を避け他に何カ所か敷地を検討しました。
諏訪・岡谷地方は敷地を住宅地とする為には様々な過酷な条件の揃った場所です。


今日の地盤調査の様子ではほぼ想定内の地盤改良で住宅が建てられる見通しがつき安心しました。
地盤調査の結果が出たところで造成工事の計画を行います。
地盤改良の際ある程度鋤き土が出るので、先に造成を行い盛土をしてあるとせっかくの敷地の土をどこかに移動することもあり二重の手間がかかってしまいます。

今回の計画では敷地検討段階から相談を頂き、一緒に全てを含めた予算を考えながら、計画しているので予算配分がつきやすく順調に効率よく進んでいます。