studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

塩尻市の本山宿へ行ってきました。
江戸時代末期に建築された宿屋ですが綺麗に修復されています。
この建物は嵩上げされ道路面から直接玄関に入れますが、昔ながらのレベルの状態の住宅では道路の嵩上げによって60センチ以上の段差が出来ていました。

いかにも住みにくそうです。


本山には電車の駅がないこともあり住む人が減ってきています。
景観からこの場所を捉えたときに何が提案出来るのでしょうか?


3種類のガラスで作られた木の建具
少しモンドリアン風な斬新なデザインです。



塩尻の大門のわくわくら〜 外観は現代の蔵のイメージで内部には堀座卓がリビングの中心にあります。
入り口は広い土間になっていて4本引き違いの戸が入り口ですがそれに縦格子がパブリックとプライベートの境界を少し和的に作り出す計画です。