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ホームページをリニューアルしてどの写真をいれようか考えている内に一年ほど前にポラロイドでしろやぎさんに撮ってもらった写真にしようとどんどん思えてきた。
デジカメも一眼レフが当たり前の時代になって綺麗に直角に水平に撮ろうとすると少しのことが許せなくなってくるが、ポラロイド銀塩カメラだと何も気にならない。
→訂正です・・銀塩カメラなんですって〜さすがオタクの友はオタクですね。
そんなデジカメ写真のように様々な事が切り捨てられているのではないかと感じるようになった。
「便利でなくても良いんです」
「それほど高断熱でなくても寒くなければ良いんです」
ゆっくりゆっくり生活している人は未だにアラジンの石油ストーブ。
ひとそれぞれの価値観に「はっ」と心を動かされることもある。
数年前まで毎日勉強することが当たり前だったのに最近はそれが滞りつつある。数年前学友だった通称サバオ氏はあまりいけてない奴だった気がするが今も多くの庭園とランドスケープに自分なりの考察を加えてスケッチなんぞをしていたりする。もしも10年間それを続ければきっと何かのモノにはなるだろう。
仕事をしていると日本はまだまだ大丈夫だと強く感じる事がある。米国とかと違い日本の多くの購買者は働く意欲も購買意欲も大勢だがそれぞれの生活に似合った健全な生活を営んでいる。かつての車やテレビから消費する対象は移り変わっていく気がするが自らの向上心の為の出費はいとわない場合が多い。
自分とは異なる職業を持つ人に学ぶ事は多い。一番には「固定観念を持たない」ということ。
毎日暖をとるために何もしないというタイマー付きの蓄熱暖房で快適な事務所の中にいると少し手間のかかることがあっても良いかなと思い始めています。火鉢を使う事務所もよいかも?人は贅沢だ。利便性だけでなくやはり趣も欲しくなる。