studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。


いよいよ竣工が近づき今夜ストーブ屋のおやじ(かれこれワタクシ20年近いつきあいなもので・・)に来てもらって火入れ式を行いました。


口は悪いけどなかなか憎めないと評判のおやじ↓の手ほどきで着火の仕方と慣らし運転までの説明を受ける。



おやじ「今日はストーブの為だけにこんなに集まって・・?(涙)」
 一同「そーです!!」





ストーブが間に合わない??っていう時に右往左往していた理由がわかったはず。
Mさんはもちろん、子供達もストーブには並々ならぬ期待を寄せていたのです。
特に子供達も大喜び〜なのが嬉しかったです。







↓ストーブの経緯

4ヵ月前に発注したストーブは設計当初から4種類ほど候補があった中、金額や暖房能力(出力)、デザイン、使い勝手、メンテナンス性などを検討しながら絞っていきました。

最終的にはウォーターフォード社のトリニティーとアッシリングが残りました。

トリニティーの最高出力は13860kcal/hで約23坪、アッシリングは11340kcal/hで18坪の空間を賄うことが出来ます。光の舞う家は、LDK+スタディーコーナーと2階のプレールーム(子供室)が吹抜や階段で繋がれた一体の空間となっているため最終的には出力の大きいトリニティーに決定しました。

デザイン的にも存在感があり、空間にあった薪ストーブなって良かった!と思って心待ちしていたのですが、先週になって船便が届かないという連絡が入りました。

輸入元に確認すると製造側の担当は3週間の休暇(・・・)でどうなっているのか解らないとのこと・・お国柄もあると思い早めにお願いしたのに・・

担当が休暇から帰るとまだ出荷出来ていないことが判明。
どうやらラインが一本しかないらしく、トリニティーは出来ているのだが、アッシリングはこれから製造すると・・・。
この2機種が出来てから一緒に船便で送る予定でいたようだ。

まだ先の様子なのです。
これには口あんぐりで、施主と相談し別のメーカーのヨツールF500に変更しました。
ヨツールはなんと発注から3日後には現場に入りました。


海外の物を選ぶ時には、お国柄も含めて検討しなければなりません。
しかし、引渡し前に火入れ式が出来て良かったです。