studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

時をつつむ家・庭編

studio-aula2007-10-23

庭に植える樹木やシンボルツリーを探しに樹木の問屋さんにうさぎ堂さんと行く。朝一番で。
普段は呑気なうさぎ堂さん・・でも仕事になると人が変わりますね。本当にてきぱきてきぱき良く動く。
夏に来た時とは何もかも違う樹木達。この場所も色とりどりに変わっていて一足早い紅葉を見つけた。

シンボルツリーの候補としてはヤマボウシかエゴかカツラ・・
ただこのシンボルツリーは一階の玄関のホールの正面に位置するしお母さんの作業室からもよく見える。それから二階のテラスからも緑を近くに感じる唯一の場所でこの三カ所の視点を集約した場所にあるとても重要な樹木なのだ。
ヤマボウシは上に向かって花が開く。お母さんのところから眺めると少し寂しくなる・・・エゴの木の株立ちは葉がキレイだけど一階の玄関からは株しか見えない。と話しつつ樹木を一本一本見て最後にカツラを探すことにした。

一本の木でテラスからのぞくにしてもちょうど良い樹幹だし下まで小枝も葉もある。極端に暑かった今年は葉が黄色いが例年だと赤く変わるというカツラ。この木を見たときまっすぐに素直に伸びて包容力のある美しさに、見ていて少し脚がすくんだ。そこにうさぎ堂さん、ロジオさんと集まり「これしかない」と三人の意見が一致した木です。
このカツラを新築祝いに送ることにしました。一目惚れしたカツラ→写真中央です(約六メートル)

車庫の横にはこのヤマボウシを植えます。この木も私たちが一目惚れした木なのです。
庭の工事は11月になってから。とても楽しみにしています。
今日アウラは初めてカリカリを一人で食べた。離乳食は嫌いな子猫がいるとネットで見つけたのでカリカリをあげてみた。→やっぱり日に日に成長しているんですね。