studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

ミニマム

ミニマムなケーキやさんの相談を受けた。違う価値観、違うアプローチそして試み。
考え出すときりがないほど面白い。たった5坪の空間なんだけど・・

今日は松本市美術館安曇野松本市の建築家7名の先輩方がパネル展などを開催していたので行ってきました。
私たちは事務所を開設して間もないけれど、なんとかこうして仕事が入ってくるのも先輩の皆さんの功績と努力によるものだと感謝しているのです。

土地や大地のポテンシャルを活かすその場所でしかできない建築を。こうした考え方で住宅に取り組んでいる方々。私たちは様々な考えを持った施主と接する機会が多いけれど、自らの考えを語りつつ、地域や風土の存在があっての建築であることをより強く語っていこうと改めて感じました。

本当に取り組んでいきたいことは形態から発するものではなく、まして模倣ではなくその土地固有のものから発するメッセージを読みとりながらつくりあげていくことだと日常的に考えています。その為には作り手も依頼する側も見る目と聞く耳を養いながら、一歩一歩歩み寄り、計画を進めていく必要があるのです。それが一番大切だと改めて感じた日でした。