studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

お風呂は大切な場所

SA-Stepsではお風呂は久しぶりにユニットバスではなく在来でつくることにしました。思えば20年ほど前まではユニットバスはホテルやマンションに使うものというイメージが固定されていて一般住宅ではほとんど使われていませんでした。しかしなんと言っても家が傷むのは水回りから、特に浴室からでした。昭和30年代からの作り方だと基礎を打つときに同時に立ちあげた土台をベースに砂利を入れてモルタルで固めるという施工をし仕上げは磁器質タイルが一般的でした。
このやり方だとやはり長い間に水漏れをする可能性がありました。
そしてユニットバス全盛時代です。お風呂の湯の温度も下がらないですし温かく掃除も簡単で機能性としては素晴らしいお風呂だと思います。今は多様化しバスコートをつくりたいと希望をされる方も多くなってきましたが、いろいろと考えている内にユニットバスに落ち着くケースが多いです。

現在はベランダの様に確実に水が漏れないように作ることが出来ます。
使うバスタブ比較的安価です。写真はTOTOカタログより
この浴槽の湯の温度はユニットバスと比べると確実に早く冷めてしまうと思います。しかし海外の安ホテルや安アパートにはバスタブは無いですし今のお風呂も約90センチのものなので私たちは大きなバスタブがあるだけで大喜びです。(去年遊びに行った東京の友人のレトロなアパートのバスタブは私が今まで見た中でNO1の狭さでした。タタミ一枚分の広さの中にバスタブと脱衣室と洗い場があり、実際入れる人はかなり限られる気がスルお風呂です。→バスタブの幅は45センチくらいでした・・・・ひょー)

それから欠かせないシャワーカーテンはネットで探してアメリカのショップで見つけました。日本にも上陸したIKEAの少しレアなシャワーカーテンです(といっても所詮シャワーカーテンなので自慢するようなものでもなく・・)
サイズが合うものがなかなか見つからず・・かといって日本のカーテンメーカーのものだと無地か、かわいらしい模様の物しかありませんでした(オーダーするほどの物でもなし・・)こんな時ネットショップはやはり便利です。
お風呂は1日の疲れを癒すところ。ここの白い壁にいつか神秘的な黒い絵を描こうと考えています。