studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

税金のこと

当たり前のことなんだけど、働いて税金を払っている以上、やはり税制改革にも敏感でなければならないと思う今日この頃だ。。例えば今年国から地方へ3兆円の税源移譲があるために市県民税の税率がアップするし定額減税も廃止されたことを今更知った。

それから個人事業主にとって大きな支出は国民健康保険料である。調べてみると市町村によって世帯割と所得割の金額が違うんだけど、松本市は所得割のパーセントが高い方に入るということだけは解った。

この高すぎる保険料と保険証とりあげで増大する“無保険者”が大きな問題として取り上げられることも多いが、実感として
やはりきつい。。と・・いうのが実感だ。私たちでみてみると昨年は62万円/年の支払いだったのでそれが月々に換算すると51,000円ということになる・・・
幸いにも私たちは医者のお世話になることもないけれど父の入院費を負担していると考えれば妥当な金額だとは思う(でもキツイ)

昨年六月時点で、国保料(税)滞納は四百八十万世帯、制裁措置で国保証をとりあげられた世帯は三十五万を超えた。
いろいろとつらい話を聞くこともあるが全国でも珍しく松本市は「母子世帯や乳幼児については滞納でも国保証を交付する」という是正措置をとっていることは良いことだと思う。

家を新しく建てることを機会に税制をしることになったことは仕事をする上で大きなプラスだ。ローンを組んで返済していくことの苦労を改めて思い知り、日々仕事への決意を新たにしました。(恥ずかしながら世の中の仕組みをやっと実感として味わっているという感じです)