御屠蘇
東京に住む友達は毎日宴会やらコンサートやらで・・忙しく、空いている夜がないという。
そして私は京都からの帰り、最終の特急にいつものように乗れなくて各駅停車を楽しむことを覚えた。
のんびり過ごす田舎のクリスマス・・行く場所もいつもと同じだ。繰り返し繰り返し、特急に乗り遅れるたびに・・怒ることも少なくなった気がする。
そんな今日、少し遅めのクリスマスプレゼントを頂いた。
ひとつは夜明け前のお屠蘇(おとそ)小さな袋に良い香りの屠蘇がついていた。
これによると由来は嵯峨天皇時代が始まりで疫病邪気を除き長寿幸福を得るということだ・・ありがとう。
もひとつはハチさんからCDのプレゼント。
季節ごとに送られてくるそのCDと自作の絵は私たちにとって、もはや風物詩。
彼の音楽のチョイスには「肩に出来たおできとの別れを惜しむ男の哀愁」が漂っている。
そうだ彼が別れを告げたあのおできのように、少しセツナ悲しい。
そしていつも何故かあの頃の今の季節に聞いていた・・・という曲がぴったりおさまっている・・
私は「おいおいちょっとセンチな気持ちにさせるなよ〜」とつぶやいている。
「あ〜彼は今もここにいるのか」
彼は無人島に持っていくブログを書いてる。
http://www.ha-chi.net/