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雪を写真におさめてみたら結構いい顔をしていた。
日本には雪月花という美しい言葉がある。
雪の上に照れる月夜に梅の花
折りて送らむはしき子もがも 大友家持 『万葉集』
松本にも江戸時代に「松本かるた」というのがあってその中にも松本城から見る月の美しさを題材に雪月花が歌われているとふとしたことで聞いた。なんともいい風情である。
寒い寒いと愚痴をつい言ってしまうわたしだがこういう心境を少し思い出して過ごしたいものだ。
最近のイルミネーションもいいけどやっぱりキーンと冷えた夜の月や星はそれ以上に本当に美しい。
夜の上高地線では信じられないほどの数のまたたき・・
息をのむほどの星空を堪能できます。
チカチカして樹木が気持ち悪いと言っていた人もいたりするけど、
なんだかそのイルミネーションに季節の風物詩まで奪われてしまっているような感じだ。
田舎は田舎の楽しみ方があるじゃん(これって強がり?)