studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

茅野の家(仮称)の名前が決まりました。
家に名前をつけることはとても大切なんだと再認識しました。
お施主さんに期待されていたのでドキドキしながら長い時間考えた名前は

「光の舞う家」です。

3人のやんちゃざかりの男の子がこの家の中を走り回っている姿が今から目に浮かんでくるようです。
東西南北どこを向いても姿の違う山が見える、何かに守られたような集落の中に建つ家です。この集落は一軒一軒が非常にゆとりがある敷地構成で南に谷を抱えその向こうには甲斐駒ヶ岳が見通せるのですが、谷には歩いてみたくなるような昔ながらの景色と稜線がありゆったりと趣のある場所です。

このパノラマ状の景色を取り入れながら一階も二階も回遊性を重視し何処にいても子供達の気配が感じられる間取りとしました。今、基本設計の真っ最中です。この時期はお互いにイメージや方向性の共有をしていくことが一番大切です。

ここでの光は=もちろん家に差し込む光のこと
       3人の男の子のこと
       窓からのぞく山々のこと

舞うという意味を改めて調べてみると
(1)音楽などに合わせて、かろやかに手足を動かす。おどる。
(2)空を飛ぶ。空中をかろやかに動く。
(3)くるくるまわる。旋回する。
(4)あちこち動きまわる。

う〜ん。いかにも楽しそう!

それから
小松の家は「時をつつむ家」ですが、今この家ではキラキラ輝く瞳をしたご夫婦とキッチンスタジアム化計画(Dさん命名を練っています。どんなキッチンになるのか、こちらもますますワクワクです。