ゴミのぽい捨て

最近，実家の田んぼの周りにもコンビニ弁当のゴミが袋に入って投げ捨てられている。
しかも一個だけじゃなくてよく見渡すとあっちもこっちも・・という感じだ。
奈良井川の土手沿いの道には以前から良く投げ捨てされていて，草を刈ったり綺麗に手入れすればそんな気持ちにもならないかもしれないと考えたりした。

だけど田んぼも周りはみんな土手も綺麗に草を刈り稲も丹誠込めて育てている場所で景観的には人の心を浄化するような美しさがあるとずっと感じていたのに・・・かなりショックだ。

話は変わるけど先日，国道を走っていると２台前の車がまどからカップラーメンの食べ残しを捨てた。しかも汁はたっぷり残っていたので飛び散り，後ろの車にも私たちの車にもあの独特の臭いが充満してしまった。
信号待ちの時運転している人を見ると，普通の男の子だった・・・
これは特殊な話なのかもしれない・・
でも彼にとってはお弁当のゴミを捨てるのもカップラーメンを捨てるのも感覚的には同じ事なんだろう・・

テレビで虐待された子供のニュースを見るたびこうして捨てている子の親もきっと同じようにしていたのだと可哀想にもなってくる。
今，小学校では環境教育がされていると聞く。
でも根本的な部分でもっと情緒的な感受性を豊かにして，美しい場所をそれと感じることが大切なんだろうと思う。
それは小さい頃の空間体験によるのかもしれない。

写真にある白い花は蕎麦の花。田をもう出来ない場所は蕎麦を植えると補助金がおりるので農協に頼んで植えてもらうのだ。去年よりこうした田が増えた。