ダケカンバ
昨日は送り火で白樺の皮を燃やしてからお墓に行ってきた。
白樺の樹皮には油がたくさんあるそうで黒い煙を出しながら良く燃える。
迎え火の時も同じコトをするんだけどこれも信州の風習らしく他の地域ではあまりやっていないらしい。
小さい頃から白樺の皮を使ってきたような気がしたんだけど今年のはちょっと色が違ったので少し調べてみたらこれはダケカンバの樹皮だったようだ。
白樺の樹皮は燃え尽きるのが早いけどダケカンバは厚いので長い時間燃えていた。ご先祖様の道筋を火で照らすには、ダケカンバ?かな。
でもなじみのある白樺の樹皮の方を来年は使いたいな。
燃え尽きるのは早いけど黒い煙は少なかったから・・
ダケカンバ
種名: Betula ermanii Cham.
分類: カバノキ科 カバノキ属(Betula)カバノキ属は、北半球の温帯から亜寒帯に広く分布し、35種がある。日本にはダケカンバ、シラカンバのほか、大木となるウダイカンバ、枝を折るとサルチル酸メチルの臭いがあり、古来弓材に用いられたミズメ(アズサ)など10数種が分布する。
分布: 北海道、本州(中部以北)、四国。国外では朝鮮半島、中国東北部、内蒙古、樺太、千島、カムチャッカ。