studio-aulaの日記

長野県松本市、塩尻市、安曇野市などで活動する一級建築士事務所です。

シルバー

父が入院した時に一緒になったシルバーのお父さん78才について急に思い出したのでちょこっと書いてみます。
彼は安曇野でひとり暮らし・・娘さんはお医者さんと一緒になって今遠くで生活している。ちょっぴり寂しい様子だった。父の世話で私たちは二人も病院にいるのに・・彼はいつもひとりぼっちで。

農業をやりながらもシルバー人材センターのコーディネーター的な仕事をしているらしいんだけど、その仕事のお陰で?何キロも痩せてしまい入院して原因を調査中なのだ。

シルバー人材センターって最近よく聞くけど退職した高齢の人とかが技能を生かして働く人材派遣みたいな種類のもので労働単価が若干単価が安いので重宝している所もあるらしく田舎だと特に農家の手伝いなんかの仕事も頼まれるって言っていたんだよね。

でもここでの苦労は・・甘いもんぢゃないらしく(本人談)シルバーになると自分勝手な人が多くてほとほと胃も痛むようだ。
何しろ約束しても身体の調子が急に悪化したり忘れてたりなかなか約束を守れない人も多いので自分がその時は仕方なく出ていくみたい。

うわー。ホント大変な仕事だわ。
ある程度年齢が行くと自己主張が強くなっちゃうから言うこと聞かないし、夜遅くまで時には11時とか・・調整が時間がかかるっていっていたけど・・
知らないところでこんな風に苦労する人もいるんだなあと改めて思ったんだけどこのお父さんなんと今度タイに植林のボランティアに出かけるとかで幾つになっても人の役に立ちたいって思っている人はいるんだなあと感心してしまった。
一方自分がシルバーになった時はくれぐれも迷惑をかけないように何にしてもホドホドにしていたいものだ。(無理?)