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父の診察に付き添って行った。なんとかここんところタバコも辞められたので（忘れている？）診察してもらうことが出来たけど、もう手遅れって事だけが判明した。
がんと同じで進行性の動脈硬化は治ることはなくどうやら心臓の動脈も詰まってしまっているけど手術は無理みたいだ。
足に血液が行かなくなった主因はそれだったらしく、こういう手術は特に（年配の）誰もが予後が良くないから関わりたくはないらしい。内科の先生にはそれが明らかに解っていたようだ。

だからやりがいのない患者にはあまり積極的な治療はしたくなかったんだろう。
ここんところ進行が早くて手も冷たくなってきたし背中も痛がりひどく寒がってばかり、後は脳梗塞がはじまりそれは麻痺で出てくるのか意識が無くなって終わりなのかは解らない。

それでも進行は止まらない・・気休めだと思うけど来週、検査入院することになったんだけどそれで悪いところは確定する。
けどそれから何が出来るのかは解らないそうなのだ。
結果もう少し早くこれが解ったとしても父にタバコは辞められなかったと思うから結果は同じだったんだと思う。

ヒタヒタと近づいてくる・・ひたすら加速度を増して・・それから
父と植えた木々
父の植えたブドウ
父の作ったブドウだな

そんなものがあとどれくらい「あのさ〜。」って言えるんだろうと
思うたび大切なんだと
胸にしみこんでくる。

そして
夏になる。