2005-08-11 *[book]日本の形 京都に行く電車の中で読もうと、松本駅の中の本屋さんで買った。 書いているのは立松和平。日本全国の民家がまとめられていて解りやすい。 格子の街並みは幕末から多くは明治になってつくられた。 それまでは蔀度(しとみど)を跳ね上げて正面を解放するのが一般的な町屋の姿だった。 商売を辞めて蔀度を閉めておくと暗いそこで通風と採光を兼ね備えた格子戸をつけたのが 始まりだった。 今では奈良井馬篭などの宿場町それから京都の町屋、金沢の茶家街など日本全国で古民家の 代名詞になってる格子戸はわりと近代のものだった。